新たなスポーツ観戦の形となるか。ARでフェンシング剣先の軌跡を可視化！

8月17日に、日本フェンシング協会前会長である太田雄貴さんが公開した「フェンシングAR動画」が話題になりました。

動画では対戦する二人の剣先の軌跡が赤と緑の点で表示され、人間の目では捉えることのできない繊細で素早い動きが見事に可視化されています。

今回使用されたリアルタイム＆マーカーレスで剣先をトラッキングするというとんでも技術はライゾマティクス社によるもので、現役選手と何年もかけてトラッキング精度を固めていったそうです。

東京オリンピック2020で実際に公開される予定だったのですが、試合映像のリプレイ放映の交渉が難航し、さらに無観客という事で現地での限定公開となってしまいました。

太田さんは「東京オリンピックの競技Xイノベーションの代表として世界中の人に見て欲しかった」と、動画と共に自身のTwitterでコメントしています。

ARとスポーツ観戦の組み合わせは「サッカー観戦」「野球観戦」などにもみられますが、リアルタイムで選手の動きをトラッキングできる今回技術は、今後欠かせないものになる予感がします。

みなさんもぜひ動画の方見てみてください。

それでは！