
スマホがあればVRで旅行気分!旅行・観光業におけるVR活用とメリット
旅行者が情報収集に使うツールとして、WebサイトやSNSが主流となっています。
しかし、膨大な情報の中で目立つためには、新しいプロモーション手法が必要です。
そこで、VR(360°映像)が注目されています。
旅行・観光業のVR活用代表例
1. VRによる旅前のプロモーション
旅行を計画する際、目的地を選ぶ決め手としてVRが役立ちます。
VRでは、一般的な映像では表現できないスケール感を、360°の映像技術で伝えることが可能です。
VRコンテンツを通じて観光地のスケール感、雰囲気をユーザーの視点で体験してもらうことで、ユーザーは現地のリアルな雰囲気を体験してみたいと思うことでしょう。また、他の観光資源との差別化にもつながり、注目を集める効果も期待できます。
旅行前に目的地の魅力を視覚的に伝えられることは、大きなアドバンテージです。
2. オンラインによるバーチャルな旅行体験
VRを活用して仮想旅行を提供することも可能です。
これにより、ユーザーは現地に行かなくても、リアルな旅行気分を味わえます。
実際の旅行ガイドの代わりに、VR映像にナレーションや、インフォメーションの表示(その場所の歴史や特産品など)を加えることで、観光地の理解を深めることができますし、インフォメーション表示からネットショップ(ECサイト)に誘導してショッピングを楽しんでもらうこともできます。
まとまった休暇が取れない方や、短時間でリフレッシュしたい方にとって、手軽に旅行体験を楽しむ手段となり、幅広いユーザーにアプローチできるでしょう。

VR導入による旅行・観光業のメリット
メリット1 どこにいてもアクセス可能
インターネット上で公開されているVRコンテンツは場所を問わず、どこでも体験できるのが大きな強みです。ユーザーは自宅にいながら観光地の魅力を手軽に感じ取ることができ、旅行の候補地として印象を強めることができます。
また、ユーザーが体験しているVRコンテンツからネットショップ(ECサイト)に誘導して、その観光地の特産品の購入につなげることもできます。
メリット2 幅広いプロモーションシーンでの活用
VRコンテンツは、観光案内所やアンテナショップ、イベント会場での設置、オンライン公開(ウェブサイト・SNSからリンク)といったシーンで活用可能です。この多様な活用方法により、観光地のPRが効果的に行えます。
ノベルティとして制作した紙製VRゴーグルをイベント会場で配布したり、観光案内所やオンラインで販売し、VRゴーグルを手に入れた方だけがVRコンテンツを体験できるといった、プロモーションも効果的です。
メリット3 文化財の理解が深まり、来訪のきっかけへ
多くの観光地では、文化遺産や歴史をアピールポイントとしていますが、その価値を十分に伝えきれていない場合が少なくありません。説明が難解であったり、インターネットで情報を探しても出てこないこともあります。そのため、観光客がその土地の文化や歴史を理解し、訪問するきっかけを見つけるのが難しいことがあります。
ここでVRが効果的な解決策となります。
VRを活用することで、地域の文化的価値や歴史的背景を整理し、視覚的にわかりやすく伝えることが可能です。
VRで体験できる詳細な解説や、360°の臨場感あふれる映像は、ユーザーの理解を深め、その土地の魅力を引き出します。
リアルな体験を通じて、その土地の文化や歴史に興味を持ってもらうことで、訪問者数の増加が期待できます。
このように、VRを活用することで観光地の魅力をよりリアルに、効果的に伝えることができ、幅広いユーザーにアプローチが可能です。
旅行・観光業のVR事例
ここでは宮澤印刷が制作した旅行・観光業のVR事例を紹介します。
高遠バーチャルお花見
日本三大桜名所の一つ「高遠城址公園」のプロモーション方法の一つとして、VRツアーと紙製VRゴーグルが活用されています。
令和2年(2020年)、コロナ禍により高遠城址公園のお花見イベントが史上初めて中止となりました。逆にその状況を活用し、満開の桜が咲き誇る無人の高遠城址公園を360°カメラで収め、どこでも気軽にお花見を楽しめるようになっております。
VRツアーは「高遠バーチャルお花見 ゴーグルキット」の購入者特典。
VRゴーグルは高遠さくら祭り公式サイト等で1個1,000円で販売されています。
好評につき、追加発注を頂きました。

高遠バーチャルお花見 ゴーグルキットの購入はこちら
https://takato-inacity.jp/2024/goggles-kit
360°VRで巡る長野県箕輪町
紅葉の名所、長野県箕輪町の「もみじ湖(箕輪ダム)」や、箕輪町の観光スポットを特設サイトで公開しています。
もみじ湖上空の360°ドローン空撮による映像で、VRでしか経験できない空中浮遊の臨場感・リアルさはアクティビティと呼んでも過言ではありません。
その他にも、赤い花を咲かせる「赤そば」が広大な畑を埋め尽くす、赤そば里の360°ドローン空撮による映像やVRツアーも必見です。
VRゴーグルは観光PRイベントやワーケーションや観光等で箕輪町に訪れた方に配布されています。


宮澤印刷 VR制作の特徴
圧倒的な高画質体験
私たちが提供するVRコンテンツは、8K対応の360°カメラで撮影した高精細な画像により、観光地や宿泊施設の魅力を余すことなく伝えます。まるでその場にいるかのような臨場感をお客様に提供できます。
短い撮影時間で効率アップ
従来の一眼レフカメラによる撮影に比べ、360°カメラでは約1/5の撮影時間で完了します。短時間での撮影が可能なため、施設や観光地での営業に支障をきたすことなくスムーズに進行でき、お客様の負担を大幅に軽減します。
短納期でスピーディな納品
撮影からVRコンテンツ制作まで、すべて自社一貫体制で行っています。経験豊富なデザイナーが在籍しており、迅速かつ高品質なコンテンツ制作をお約束します。旅行業界や観光業において、プロモーションのタイミングを逃さずにコンテンツを活用いただけます。
オリジナルVRゴーグル
オリジナルデザインをあしらった紙製VRゴーグルも制作を承っています。
スマートフォンをVRゴーグルに設置するだけの簡単手順で、より一層、VRツアーの臨場感が増します。
イベント会場での配布や販売用に、注目を集めるアイテムとしていかがでしょうか。